今では喪服と言えば“黒”で統一されています。
昔は白の喪服を着ていたそうです。
白の喪服と言えば
はいからさんが通るで花村紅緒を思い出します。
シベリアで戦死したとされた婚約者の伊集院忍の葬儀に
「二夫にまみえぬ」
二度と結婚はしませんという決意を表すものとして
紅緒が白喪服を着るシーンがとても印象的でした。
『私も白喪服を着て縛られたい。』
昔白喪服と言うのは
結婚式の白無垢を大切に保管して
最愛の連れ合いが旅立った時
白いまま袖を詰めて喪服としたそうです。
最後は本人の死装束となりました。
白色は万国共通で
「清らかで聖なる色」
また神道では
「清め」の意味もあって
日本人にとっては特別な色だったみたいです。
今年は和服緊縛をして貰いたいと思い
色々と着物について調べていました。
今ではあまり考えられぬしきたりがあったり。
時代と共に変化してきたのですが
白喪服については変化して欲しくなかったなっと感じました。
洋服が主になってきたので段々と
薄れてきてしまっても仕方のないことなのですが。
白喪服の意味を知って
欲しくて堪らなくなった。
その喪服姿で縛られて
その着物を着て縄を棺の中に入れて貰いたい。